政府 月面有人探査参加に向け宇宙基本計画の工程表を改訂
政府 月面有人探査参加に向け宇宙基本計画の工程表を改訂
2018年12月11日 12時51分
政府は、2024年までの宇宙政策のスケジュールなどを示す宇宙基本計画の工程表を改訂し、アメリカが構想する月面の有人探査などへの参加に向けて、関連する技術開発や各国間の調整を主体的に進めるとしています。
政府は11日、総理大臣官邸で、安倍総理大臣や平井科学技術担当大臣などが出席して宇宙開発戦略本部の会合を開き、2024年までの宇宙政策のスケジュールなどを示す宇宙基本計画の工程表を改訂することを了承しました。
改訂された工程表によりますと、アメリカが構想している、月を周回する宇宙ステーションの建設や、月面の有人探査への参加に向けて、関連する技術開発や各国間の調整を主体的に進めるとしています。
また、宇宙空間での安全保障の重要性が増していることを踏まえ、不審な衛星や宇宙ごみの監視体制を強化するため、アメリカやフランスとの情報共有を進めることなどを明記しています。
会合で、安倍総理大臣は「次なるフロンティアである月や火星などの国際宇宙探査に関する国際的な動きが活発となっており、わが国が強い分野で積極的な貢献ができるよう、関係国との調整を推進してほしい」と指示しました。
改訂された工程表によりますと、アメリカが構想している、月を周回する宇宙ステーションの建設や、月面の有人探査への参加に向けて、関連する技術開発や各国間の調整を主体的に進めるとしています。
また、宇宙空間での安全保障の重要性が増していることを踏まえ、不審な衛星や宇宙ごみの監視体制を強化するため、アメリカやフランスとの情報共有を進めることなどを明記しています。
会合で、安倍総理大臣は「次なるフロンティアである月や火星などの国際宇宙探査に関する国際的な動きが活発となっており、わが国が強い分野で積極的な貢献ができるよう、関係国との調整を推進してほしい」と指示しました。