首相の靖国神社参拝がなぜそんなに問題でしょうか?

Asakawa Kozo
Asakawa Kozo, 広告プロデューサー
アーリントン国立墓地をアメリカ大統領が訪れてもどこかの国が文句を言うことはありません。
国のために命を落とした人たちを後の世の人が敬わない、感謝しない方が異常です。
靖国神社が戦争美化だとか言っているのは共産党の主張です。
そして天皇陛下靖国ご親拝をされていない理由を「A級戦犯の合祀に対する不快感から」と主張されている人がいますが、まったく勉強不足です。
昭和天皇は、ポツダム宣言受諾に関する御前会議において以下の発言をされています。
「わたしとしては、忠勇なる軍隊の降伏や武装解除は忍びがたいことであり、戦争責任者の処罰ということも、その人たちがみな忠誠を尽くした人であることを思うと堪えがたいことである。しかし、国民全体を救い、国家を維持するためには、この忍びがたいことをも忍ばねばならぬと思う。」
また、A級戦犯と指定された木戸幸一(元内務大臣)に対しても「米国より見れば犯罪人ならんも我国にとりては功労者なり」と述べられています。
このようなお考えの陛下が、A級戦犯が合祀されたことを理由にご親拝を取りやめるとは思えません。
陛下が現在もご親拝されていないのは、「政治問題になってしまうから。」です。
親拝したくても出来ない状況にされてしまっているのです。