令和、日本

令和、日本

「無明」というブログの人



米日同盟という最も基本的な安全保障(安保)においても、基本的な国家的方向においても、日本が進むべき方向は明らかである。 
憲法第9条を改正し、普通の国になることである。

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尊敬心というものは、決然とした態度から出てくるものであって、卑屈さから出てくるものではない。
何よりも、人間の動物的な部分において、極限の尊敬心というものは、極限の恐怖心から出てくるものであり、米国を極度に嫌う反米主義者(anti-American)でさえ米国の力を認めているように、真実はいつも陳腐だ。
残念ながらまだ地球上に存在する多くの人間は、文明人というよりも動物であり、今後も簡単に変わる可能性はない。

日本が周辺国に卑屈な配慮をしたからといって、平和は来なかった。
日本が軍備を1%以下に抑えていて、米国のアジア政策は現状維持で軍事的脅威がなかったにも関わらず、あれこれ言い訳しながらギャング行為をする北朝鮮は変わらなかったし、軍備を拡張して米国と覇権争いするとわめいている中国がいるというのが今の形である。
平和は抑止力の上にあるものであって、卑屈さがもたらすものではないということを、現実があまりにもよく示しているのだ。
中国の国防費、史上初めて1兆元を突破…日本の三倍を超える


真実を少しでも知っていれば、現在の日本を見て軍国主義国家と言うのは不可能である。
しかし扇動に脆弱な愚昧な韓国の大衆は、365日扇動に騙されて暮らしているので、日本がどれだけ軍備を抑制しようが、政治的にまったく意味がない。

不味いが体に良い食べ物を嫌い、美味しくて体に悪い食べ物を好きになるように、大衆は真実を好むのではなく、刺激的な扇動が大好きな獣であって、真実など力を持たない。
もちろん通常なら「真実は嘘に勝つ」が、これは「真実が積極的な行動をする」ことを前提として成立するものである。
だから大衆は退屈で消極的な真実よりも、刺激的な扇動に基づいて行動するのである。

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真実は、そもそも現在の日本の軍事力は、日本が自ら作ったものではなく、米国の要求によって作られたものである。
戦後、日本初の軍備といえる海上保安庁は、米国の要請によって1948年5月に作られた。
1948年10月の米国国家安全保障会議では、日本の再軍備の一環として、「警察予備軍」の創設案が出た。
言うまでもなく、このような考えが後の自衛隊となる。

韓半島で6.25が勃発し、共産勢力との対立が現実化して、さらにアジアでの軍事力が必要になるにつれて、マッカーサーは7月、日本の吉田茂首相に警察予備隊を作れという書簡を送った。
これは日本に対して軍事力を持てという米国の事実上の命令だった。
マッカーサーの書簡の内容では、7万5千人の警察予備隊を作り、海上保安庁は8千人に増員するようにという命令だった。
後に「自衛隊」と名前を変えた「警察予備隊」は、このようにして作られた。
自衛隊は日本が自ら作ったのが始まりではなく、米国が作れと命令して作られたものである。

このようにして入隊した警察予備隊員は、米軍のキャンプで米軍の軍服を着て米軍の武器を雌雄されて米軍の指揮下で訓練を受けた。
1954年には日本に空軍力が誕生することになるが、すべての訓練や過程、そして航空管制でさえ英語だったので、英語ができなければ飛行さえ不可能だった。
これが中国と北朝鮮と韓国が暇さえあれば非難しているる日本の軍国主義(?)の誕生である。(爆笑)

軍国主義の最も基本的な前提条件は、軍と大衆の密接な関係性である。
日本の大衆よりも米国との関係性が大きく、さらに依存関係を指摘されている自衛隊を見て、軍国主義と非難するのは全くおぞましいコメディである。

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現在の日本を最も簡単に説明すれば、日本はローマ帝国の同盟国であり、自衛隊はローマ軍の補助兵という一行の説明に終わる。
にもかかわらず、日本は周辺国から非難されてきた。
日本は不当な理由でごり押し非難を受け続けてきた。
これこそまさに日本がずっと続けてきた周辺国への配慮など何の意味もなかったことを示している。
中国と北朝鮮、そして左傾化した韓国は、海洋勢力の軍事力を恐れているので、話にもならない不当な理由をごり押しして日本を非難しているにすぎないのだ。

1965年に論争になった三矢研究でも、日本が何かを自ら主導したというよりも、ただ状況に引っ張られているだけだということが示されている。


1、韓国で左傾化した韓国軍の一部が反乱を起こす。

2、韓国の反乱を共産勢力がサポートし、米国が介入することになる。

3、共産勢力が休戦ラインを突破し、第2の韓国戦争が始まる。

4、朝鮮半島の状況は時間が経つにつれて悪化する。

5、日本が共産勢力の攻撃を受け、韓国では核兵器が使用される。

6、ロシアも介入し、米国 - 日本の連合作戦が本格化する。

7、日本全域に共産勢力の核兵器が使用された後、米国の核報復によって勝利する。


日本が進むべき道は、だからこそ明白なのである。
再軍備、そして普通国家化だ。
その長所は、米日同盟の基本となる前提条件を満たし、長期的な国家の方向性を示せることである。
何よりも、平和のための抑止力を高めることができる唯一の道である。
こちらが敵の喜ぶ行動をしたからといっても、敵はこちらが喜ぶような行動などない。
古代も今も、宋襄之仁(*無益な哀れみをかけることのたとえ。また、おろかな情けのたとえ。不必要に情けをかけて、その結果、自分が痛い目に遭うこと。)は冷笑の対象である。

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韓半島の状況が日増しに悪化している今この時、日本は生存のためにも普通国家化が必須の課題となる。
三矢研究の内容が現実した後に後悔しても、過ぎ去った時間は戻って来ない。


愚かさこそ原罪である。

「無明」というブログの人